【自宅で簡単!】ふくらはぎ(ヒラメ筋、腓腹筋)を鍛えるトレーニングベスト6選!

アイキャッチ_ふくらはぎ下半身

ふくらはぎがむくみやすい・・・

ふくらはぎを引き締めたい!

ふくらはぎを鍛えて運動能力を向上したい!

自宅でも簡単に出来るふくらはぎのトレーニング方法を知りたい!」

 ふくらはぎの筋肉(ヒラメ筋、腓腹筋)を鍛えて、ふくらはぎを引き締めたい方、運動のパフォーマンスを向上させたい方は多いのではないでしょうか?
 一方で、自宅・ジムでのトレーニング方法がわからない方も多いと思います

 この記事では、自宅でも簡単に出来るものから、ジムで実施できるふくらはぎの筋肉のトレーニング方法をご紹介いたします!

今回ご紹介するトレーニング方法を実践して、美脚及び、運動能力の向上を目指しましょう!

✓この記事の内容
  • ふくらはぎの筋肉ってどんな筋肉?
  • ふくらはぎを鍛えるメリット
  • 【初心者向け】自宅で簡単!ふくらはぎの自重・ダンベルトレーニング法(4選)
  • 【初心者~中級者向け】ジムで行う!ふくらはぎのトレーニング法(2選)
  • トレーニングの効果を最大化する方法
記事の信頼性

下記の著者の経験を基に答えます!

  • 大学の体育会アメフト部時代に全身の筋力トレーニングの方法を学ぶ
  • 大学時代:全身くまなくトレーニングをし、ビッグ3の最大挙上重量を大幅に向上した経験
    (BP 160kg, FBSQ 240kg, DL 300kg)
  • 大学院時代:研究室の同期・先輩へ下半身のトレーニングを指導した経験
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ふくらはぎの筋肉ってどんな筋肉?

 ふくらはぎの筋肉には、下腿三頭筋と呼び、下記図のように、大きく2つの部位にわかれています。

具体的には、手前にある「腓腹筋」と腓腹筋の奥にある「ヒラメ筋」の2つに分かれ、「アキレス腱」でかかとの骨にくっついています

2つの部位は、共通して、足首を伸ばす動作に寄与するため、同様のトレーニングで全ての筋肉を鍛える事が可能です!
(細かく言うと、腓腹筋の起始は、膝の少し上になるため、膝を曲げる運動でも鍛えることはできます

筋肉_ふくらはぎ

ふくらはぎを鍛えるメリット

基礎代謝を向上する事が出来る!

 「ふくらはぎ」は、「ヒラメ筋」「腓腹筋」の2つを合わせると、非常に大きい筋肉で、全身の中で大腿四頭筋(もも前)に次ぐ2番目に大きい筋肉になるため、鍛えることで基礎代謝を大きく向上する事が可能になります
 加えて、「ふくらはぎ」は「第2の心臓」と呼ばれ、下半身に血液を送るポンプの役割を担うため、鍛える事で血流が良くなり、さらに基礎代謝を向上できます

 基礎代謝の向上は、太りにくく痩せやすい体質になることに繋がるので、それの目的でふくらはぎを鍛えるのも良いでしょう!過去の記事で基礎代謝についてまとめているので、興味がある方はこちらも参考にしてみてください!

冷えやむくみが解消される!

 ふくらはぎを鍛えることで、血流が改善され、冷えやむくみが解消されます!
 
 ふくらはぎは下半身に血液を送るポンプの役割を担うため、鍛える事で血流が良くなり、冷え性の解消や、余分な水分や老廃物をたまりにくくすることができます

美脚になれる!

美脚_ふくらはぎ

 ふくらはぎを鍛えることで、スラっとした引き締まった脚になれます!

 ふくらはぎを鍛える事でふくらはぎが引き締まり、血流が良くなることからむくみが解消され、すらっとした脚になることが出来ます!

運動のパフォーマンスが向上する!

 ふくらはぎを鍛えることで、運動のパフォーマンスを大きく向上させることが出来ます!
 というのも、ふくらはぎは、地面を蹴る動作に使用するため、鍛える事で、よりはやく走る、より高くジャンプできるようになる等、運動のパフォーマンスを大きく向上します!

疲れにくくなる!

 ふくらはぎを鍛えることで、疲労物質がたまりにくくなり、疲れにくくなります

 ふくらはぎを鍛えると、血流が良くなり疲労物質がたまりにくくなるため、疲れにくい体質になることができます!

【初心者向け】自宅で簡単!ふくらはぎの自重・ダンベルトレーニング法(4選)

 自宅でも簡単に出来るふくらはぎ(腓腹筋、ヒラメ筋)の自重・ダンベルトレーニング法をご紹介します!
 初心者の方は、まずはこちらのトレーニングから始める事をオススメします

自宅で簡単に出来るトレーニング(4選)
  1. スタンディングカーフレイズ
  2. シーテッドカーフレイズ
  3. ジャンプスクワット
  4. ダンベルスタンディングカーフレイズ

スタンディングカーフレイズ

スタンディングカーフレイズ_ふくらはぎ
この写真のように椅子などで支えてもやりやすいと思います!

1つ目は、スタンディングカーフレイズです。
立った姿勢から、つま先立ちになる動作でふくらはぎを鍛えるトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. 両足を腰幅程度に開いて立つ
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  2. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  3. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  4. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:20-30回3セット行う
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

シーテッドカーフレイズ

2つ目は、シーテッドカーフレイズです。
スタンディングカーフレイズを座ったままの姿勢で行うトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. 座ったときの膝の角度が90度になる高さの椅子・ソファに座る
  2. 両足を腰幅程度に開く
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  3. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  4. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  5. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:20-30回3セット行う
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

ジャンプスクワット

JSQ_ふくらはぎ

3つ目は、ジャンプスクワットです。
スクワットとジャンプを組み合わせたトレーニングとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋、大殿筋(お尻)、ハムストリング(もも裏)、大腿四頭筋(もも前)

正しいフォーム
  1. 足を肩幅の1.1-1.2倍程度に開いて立つ
    (つま先はやや外側を向ける)
  2. 背筋を伸ばしたまま、膝と股関節を軽く曲げる
    (浅いスクワットの体勢になる)
  3. 腕を振って真上にジャンプする
    (お尻とふくらはぎの力でジャンプするイメージ)
  4. 膝と股関節を曲げて着地する
    (着地する時は、浅いスクワットの体勢になり、お尻ともも裏で体重を受け止めるイメージ)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回3セット行う
  • セット間のインターバル:1~2分(筋肥大目的)

ダンベルスタンディングカーフレイズ

DSCR_ふくらはぎ

最後は、ダンベルスタンディングカーフレイズです。
スタンディングカーフレイズをダンベルを持ったまま行うトレーニングで、やや負荷を高めたものとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム(右足の例で記載)
  1. ダンベルを両手でもつ
  2. 両足を腰幅程度に開いて立つ
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  3. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  4. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  5. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回を3セット行う
  • 重量:5-10kg
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

【初心者~中級者向け】ジムで行う!ふくらはぎのトレーニング法(2選)

 こちらでは、マシンを利用したトレーニング方法をまとめています!
先程紹介した方法で物足りなくなった方は、こちらのトレーニングを行う事をオススメします!

マシンを使用したトレーニング(2選)
  1. マシンカーフレイズ
  2. スミスマシンカーフレイズ

マシンカーフレイズ

MCR_ふくらはぎ

1つ目は、マシンカーフレイズです。
専用のマシンを利用したスタンディングカーフレイズで、やや負荷を高めたものとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. 首の後ろにパッドをかつぐ
    (パッドの高さを身長の高さに合わせて調整してください)
  2. 両足を腰幅程度に開いて立つ
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  3. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  4. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  5. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回3セット行う
  • 重量:20-40kg (初めは軽めの重量で行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

スミスマシンカーフレイズ

2つ目は、スミスマシンカーフレイズです。
スミスマシンを利用したスタンディングカーフレイズで、やや負荷を高めたものとなります

鍛えられる主な筋肉:腓腹筋、ヒラメ筋

正しいフォーム
  1. スミスマシンの重さをセットする
  2. 首の後ろでバーベルをかつぐ
    (スミスマシンの高さを身長の高さに合わせて調整してください)
  3. 両足を腰幅程度に開いて立つ
    (両足はつま先を開かず、真っすぐにする)
  4. かかとを出来るだけ高く上げ、つま先立ちになる
  5. かかとが限界まであがったら、1秒間静止する
  6. かかとをゆっくり下げていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回3セット行う
  • 重量:20-40kg (初めは軽めの重量で行いましょう!)
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

トレーニングの効果を最大化する方法

 最後にトレーニングの効果を最大化する方法についてご紹介します!
 これらの事を実践する/しないでは、トレーニングの効果が大きく異なるので、必ず実践してみてください

効果を最大化する方法

・フォームにこだわる
・セットの重量と回数にこだわる
・インターバルの時間を徹底する
・睡眠時間を意識する
・超回復期間を意識したトレーニング頻度を設定する
・トレーニング前後の栄養補給にこだわる

フォームにこだわる

 対象の筋肉を正しく、効率的に鍛える、怪我を防止するためには正しいフォームで行う事が本当に重要です!
 
 今回も正しいフォームを可能な限りわかりやすく紹介しましたが、とはいえ、文面でわかる事には限界があります。
 なので、実際にトレーニングを行う際には、Youtube等の動画で確認する & ジムのトレーナーに見てもらう & パーソナルトレーナーに見てもらうなども実施してみてください!

セットの重量と回数にこだわる

 筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的に応じて、セットの重量と回数を適切に設定することが重要です

今回は、初心者向けという事で、筋肥大を目的とした重量と回数(8-12回)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

インターバルの時間を徹底する

 インターバルの時間も、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上の目的に応じて変えてくことが重要です

今回は、筋肥大を目的としたインターバル(1-2分)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

睡眠時間を意識する

 筋力トレーニング後には、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとるようにしましょう!

というのも、筋力強化の仕組みは平たくいうと、筋力トレーニングで筋組織を破壊し、自然治癒力により破壊された筋組織を再生し、より強い筋組織が構築される流れとなります

その筋組織の再生時に、成長ホルモンが必要になるため、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとる事が非常に重要になります。

超回復期間を意識したトレーニング頻度で行う

 筋組織の破壊後の再生には一定時間の期間(超回復期間)を要します。その超回復期間中での同じ部位へのトレーニングは筋組織再生中に破壊行為を行う事になるため、効果が低くなります
 
 超回復期間は部位別に異なりますが、今回紹介したふくらはぎの筋肉の「腓腹筋」「ヒラメ筋」は24時間(1日間)となるため、最低1日のインターバルは取りましょう!

トレーニング前後の栄養補給にこだわる

トレーニング開始30分前にBCAAを摂取

 トレーニング開始30分前にBCAAを摂取し、トレーニング中のエネルギー源、筋肉組織の分解を抑制し、トレーニング効果を最大化しましょう!

BCAAは「分岐鎖アミノ酸(Branch Chain Amino Acids)」の略で、必須アミノ酸9種類の内、バリン・イソロイシン・ロイシンの3種類を指します。この3種類は筋肉中のアミノ酸の約35%を占め、運動時のエネルギー源やタンパク質の分解の抑制、疲労回復の効果が期待できます

BCAA摂取後血中アミノ酸濃度がピークになるのが30分程度の時間を要するため、効果を最大限享受するためにはトレーニング開始30分前の摂取が良いとされています

ゴールデンタイム中(運動後45分間以内)にプロテインを摂取

 運動後45分以内にタンパク質含有率2-30%程度のホエイプロテインを摂取しましょう!

というのも、運動後、激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養補給できる絶好のチャンスとなります

特に運動後45分間以内は、ゴールデンタイムと呼ばれ、筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にまでアップするので、このタイミングにプロテインを取る事が非常に重要です!トレーニングで失った糖質・筋組織の再生に必要なたんぱく質をとりましょう。吸収スピードの速い「ホエイプロテイン」と「糖質」を同時に摂取する事がおすすめです

具体的には、タンパク質含有率2-30%(目安:糖質3:タンパク質1)のホエイプロテインを選ぶのが良いでしょう!

就寝前の30分~1時間前にプロテインを摂取

 就寝前30分~1時間前に、タンパク質含有率6-90%程度のプロテインを摂取しましょう!

就寝前にプロテインを摂取することで、成長ホルモンの働きを促進し、筋組織の再生の効果を高めてくれます

就寝前に摂取するプロテインは、理想を言うと、吸収スピードが比較的遅い「カゼイン」や「大豆プロテイン」がおすすめですが、ホエイプロテインでも問題ないでしょう。

その際は、タンパク質含有率が6-90%と高いものを選ぶようにしましょう!(夜に糖質含有量が多いものを取ってしまうと、肥満につながるので、ここ拘りましょう!)

まとめ

 今回は、自宅でも簡単に出来る、お尻の自重トレーニングをご紹介しました!
 
 今回の紹介したトレーニングを実践して、引き締まったお尻を手に入れましょう!!

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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