【初心者向:自宅で簡単!】お腹(上部/下部)のインナーマッスルのトレーニング7選!

上半身

ダイエットなどに効くお腹のインナーマッスルってどこの筋肉なんだろう?」

お筋のインナーマッスルを鍛えてどんな効果があるの・・・?

どうやって鍛えたらいいんだろう?具体的なメニューとセット数・秒数は?

ダイエットや姿勢改善、運動のパフォーマンス向上等で話題になっている「腹筋(上部/下部)のインナーマッスル」に関して、このような疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?

この記事では、インナーマッスルの基礎知識や、プランク等を含めたおすすめのトレーニング方法等をご紹介いたします!

✓この記事の内容
  • インナーマッスルと体幹の違いとは?
  • 話題になっている腹筋のインナーマッスルとは?
  • 腹筋のインナーマッスルを鍛える事でのメリット
  • 【初心者向け】1日5分で出来る腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニュー(4選)
  • 【中級者向け】腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニュー(3選)
記事の信頼性

下記の著者の経験を基に答えます!

  • 大学時代に体育会アメフト部に所属し、インナーマッスルのトレーニング法を学んだ経験
  • 大学時代:インナーマッスルを鍛え、ビッグ3の最大挙上重量を大幅に向上した経験
    (BP 160kg, FBSQ 240kg, DL 300kg)
  • 大学院時代:インナーマッスルのトレーニングを実践し、3カ月間で40kgのダイエット・減量に成功した経験(125kg → 85kg)
✓合わせて読みたい

インナーマッスルと体幹の違いとは?

 インナーマッスルとは、体の深部にある小さな筋肉類のことを指し、「深層筋」とも呼ばれています

世間では、インナーマッスルと体幹と同じように扱われることが多いのですが、インナーマッスルは体幹部以外にも存在しています。例えば、足にも内転筋などの大きなインナーマッスルがあります

話題の腹筋のインナーマッスルとは?

 ダイエット、姿勢改善などで話題になっているのは腹筋のインナーマッスルです
 腹筋は、4層構造となっております。浅い部分から「腹直筋」、「外腹斜筋」「内腹斜筋」「腹横筋」という構造になっており、その中でも「内腹斜筋」「腹横筋」が腹筋のインナーマッスルです

腹筋のインナーマッスルの役割
  • 「内腹斜筋」
    • 場所:内腹斜筋は外腹斜筋と腹直筋の間にある筋肉
    • 役割:お腹を丸めたり、体をねじったりする動作に使用される
         (くびれを作る効果あり)
  • 「腹横筋」
    • 場所:骨盤と肋骨の間を包み込むようについている筋肉
    • 役割:お腹を背中側に引っ込め、コルセットのように腰を安定させる役割を持つ
         (ぽっこりお腹解消の効果あり)

腹筋のインナーマッスルを鍛えるメリット

 ここでは、腹筋のインナーマッスルを鍛えることでのメリットについて、ご紹介していきます!

運動のパフォーマンスを高められる

 腹筋のインナーマッスルは、上半身と下半身の筋肉の動きをつなげる役割も担っています
 そのため、鍛えることで全身の筋肉を上手く活かすことが出来、運動時はもちろん、歩行等の日常生活でも筋肉のパフォーマンスを高めることが出来ます

基礎代謝が向上する(太りにくく痩せやすい体質になれる)

 腹筋のインナーマッスルの強化により、内臓が固定され、内臓の動きが活発になり、基礎代謝は向上します
 また、先ほどもご紹介させていただきましたが、腹筋のインナーマッスルは上半身と下半身の筋肉の動きをつなげる役割があるため、鍛えることで効率よく全身の筋肉を使用できるため、基礎代謝の向上も期待できます

基礎代謝の向上について、過去の記事でまとめているので、興味がある方はこちらも参考にしてみてください!(基礎代謝に関する記事はこちら)

メリハリのある体になれる

 腹筋のインナーマッスルを鍛える事でぽっこりお腹が解消され、くびれがあるメリハリのある体にすることが出来ます
 具体的には、腹斜筋で、くびれのある体へ、腹横筋で、ぽっこりお腹を解消することができます

【初心者向け】1日5分で出来る腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニュー(4選)

 ここでは1日5分で出来る腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニューをご紹介します!
 トレーニングマットさえあれば、自宅でも手軽に出来るのでぜひ実践してみてください!

初心者向け腹筋のインナーマッスルのトレーニングメニュー(4選)
  1. ドローイン(仰向け)
  2. バッグブリッジ
  3. フロントブリッジ(プランク)
  4. サイドブリッジ

ドローイン(仰向け)

1つ目は、ドローインです。腹式呼吸で腹筋を鍛えるトレーニング法となります。このドローインは他のインナーマッスルのメニュー時にも使用するため、一番重要なメニューとなります

具体的には、腹式呼吸をしながら、息を吸うタイミングをお腹を膨らませ、息を吐くタイミングでぐっとお腹をへこませ腹横筋を鍛えるトレーニング法となります

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋

正しいフォーム
  1. 仰向けになり、膝を立てる
  2. お腹を膨らませるように鼻からゆっくり息をすう
    (3秒くらいかけて、「腹式呼吸」のイメージでゆっくり息をすう)
  3. 下腹部(足とお腹の境界線付近)をへこましつつ口からゆっくり息を吐いていく
    (5-7秒くらいかけて、下腹部をへこましながら、ゆっくり息を吐き切る)
  4. 下腹部をへこましたまま30-60秒間、腹式呼吸(*)をする
    (*腹の上部のみ膨らませるイメージで息を鼻からすって口からはく)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
  • インターバル:30秒

 ドローインは、慣れれば、座ったり、立ったままでも取り組めるので、場所を問わずトレーニングを行うことが出来ます!
(自分はブログを書きながら、ドローインしてます笑)

バックブリッジ

つま先は浮かす!!

2つ目は、バックブリッジです。
バックブリッジは、仰向けになりお尻を挙げることで腹横筋を鍛えるトレーニングです。
バックブリッジは腹横筋以外にもお尻(大殿筋)や背中も鍛えられるので、骨盤の矯正等にも効果があります

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋

正しいフォーム
  1. 床に仰向けになり、膝を立てて、両腕を体の横に置く
    (足幅は腰幅くらいに開く)
  2. 頭と背中(肩甲骨)と足で、腰を浮かせ体を支える
    (足はつま先を浮かす、かかとのみで支える)
  3. 下腹部はドローインでへこましながら肩・お尻・膝を一直線になるようにキープする
    (この際には、お尻が下がらないことを意識しましょう)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

フロントブリッジ(プランク)

3つ目は、フロントブリッジ(プランク)です。
プランク(英語 Plank:板材)という名の通り、板のようにまっすぐな姿勢をキープするトレーニングです。
プランクは腹筋のインナーマッスル以外にも体幹全般を鍛える事が出来るメニューです

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム
  1. 床にうつ伏せになる
  2. うつ伏せの姿勢から、腕を肩幅に開き、前腕(肘~手のひら)とつま先で体を浮かせる
    (足幅はゼロで、両足はつける)
  3. 肘を肩の真下に置き、両手は軽く握る
  4. 下腹部はドローインでへこましながら頭・背中・お尻・かかとを一直線になるようにキープする
    (この際には、猫背にならない、お尻を上げないことを意識しましょう)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

サイドブリッジ(左右)

 初心者向けの最後のメニューは、サイドブリッジ(左右)です。
 サイドブリッジは横向きで、膝と足でまっすぐな姿勢をキープし、腹斜筋を鍛えるトレーニングです
 サイドブリッジは腹斜筋以外にも骨盤周りの筋肉も鍛える事が可能なため、骨盤を正常な位置に保つ効果も期待できます
(腹斜筋を鍛えるので、ウエストラインの引き締めやくびれをつくる効果も期待できます!)

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム(ここでは左を例にして説明します)
  1. 体を左に向いて横たわる
  2. 左前腕(肘~手のひら)を床に置き、左足の外側を支点にして体を持ち上げる
    (このときには、左肘と左肩が床に対して垂直になるように意識しましょう!)
  3. 右手は腰に置き、下腹部をドローインでへこましながら頭・腰・足を一直線になるようにキープする
    (この際には、頭を下にさげない、猫背にならない、お尻をひけない、ふくらはぎが床につかないように意識しましょう)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

慣れてきた方へのおすすめのメニュー

 こちらでは、慣れてきた方向けに、上記の4つのメニューを組み合わせたものをご紹介したいと思います!
上記のメニューに慣れてきたら、全てを纏めた下記のセットメニューを実施してみましょう!
腹筋のインナーマッスルを、違う体勢で連続して鍛えられるので、効率的に鍛える事が出来ます!
 
 また、このメニューは、他の筋トレを行う前の準備運動としても活用することが出来ますので、是非実践してみてくださいね!

慣れてきた方用メニュー(筋トレ前の準備運動)

【下記の4メニューを1-3セット実施】

  1. ドローイン 30秒
  2. バックブリッジ 30秒
  3. フロントブリッジ(プランク) 30秒
  4. サイドブリッジ(左右) 30秒
    メニュー間のインターバルはなし
    慣れてきたら、メニューの秒数を45秒、60秒等と伸ばしてみる

【中級者向け】腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニュー(3選)

 こちらでは、中級者向けの腹筋のインナーマッスルを鍛えるメニューをご紹介したいと思います!
先程ご紹介したトレーニングでは物足りなくなった方にお勧めのトレーニング方法を厳選して紹介します!

中級者向け腹筋のインナーマッスルのトレーニングメニュー(3選)
  1. バックブリッジ・シングルレッグ
  2. ワンレッグプランク
  3. ワンレッグサイドブリッジ

バックブリッジ・シングルレッグ(左右)

1つ目は、バックブリッジ・シングルレッグです。
バックブリッジ・シングルレッグは、バッグブリッジの強化版となり、片足で行うバッグブリッジです。
バックブリッジよりも、バランスがとりづらくなるため、強度が高いトレーニングとなります

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋

正しいフォーム
  1. 床に仰向けになり、膝を立てて、両腕を体の横に置く
    (足幅は腰幅くらいに開く)
  2. 頭と背中(肩甲骨)と足で、腰を浮かせ体を支える
    (足はつま先を浮かす、かかとのみで支える)
  3. その状態から、片足をまっすぐ伸ばしたまま浮かせる
  4. 下腹部はドローインでへこましながら肩・お尻・膝を一直線になるようにキープする
    (この際には、お尻が下がらないことを意識しましょう)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

ワンレッグプランク(左右)

2つ目は、ワンレッグプランクです。先ほど紹介したフロントブリッジ(プランク)の強化版のトレーニングとなり、片足をまっすぐ浮かした状態で行うプランクとなります
プランクよりも、バランスがとりづらくなるため、より効果的に腹横筋、内腹斜筋を鍛える事が出来ます

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム
  1. 床にうつ伏せになる
  2. うつ伏せの姿勢から、腕を肩幅に開き、前腕(肘~手のひら)とつま先で体を浮かせる
    (足幅はゼロで、両足はつける)
  3. 肘を肩の真下に置き、両手は軽く握る
  4. その状態から、片足を浮かせる
    (片足を浮かす際には、お尻はあげないように注意しましょう)
  5. 下腹部はドローインでへこましながら頭・背中・お尻・かかとを一直線になるようにキープする
    (この際には、猫背にならない、お尻を上げないことを意識しましょう)
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

ワンレッグサイドブリッジ(左右)

中級者向けの最後のメニューは、ワンレッグサイドブリッジ(左右)です。
名前の通り、サイドブリッジを片足で行う強化版のトレーニングです。片足で行うので、バランスがとりにくく、高負荷のトレーニングとなります

鍛えられる腹筋のインナーマッスル:腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム(ここでは左を例にして説明します)
  1. 体を左に向いて横たわる
  2. 左前腕(肘~手のひら)を床に置き、左足の外側を支点にして体を持ち上げる
    (このときには、左肘と左肩が床に対して垂直になるように意識しましょう!)
  3. その状態から、右足を可能な範囲で浮かす
    (この時に体が開き、お尻が下がりやすいので、そうならないように注意ください!)
  4. 右手は腰に置き、下腹部をドローインでへこましながら頭・腰・足を一直線になるようにキープする
    (この際には、頭を下にさげない、猫背にならない、お尻をひけない、ふくらはぎが床につかないように意識しましょう) 
    ※余裕がある人は、右手をまっすぐ伸ばして負荷を高めましょう
セット数・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • インターバル:30秒

まとめ

 今回は、ダイエットや運動のパフォーマンス向上等で話題になっている腹筋のインナーマッスルの鍛えるメニューをご紹介しました!
 初心者~中級者向けのメニューを紹介させていただきましたので、取り組みやすいメニューから取り組んでみてくださいね!
 最後まで読んでいただきありがとうございました!!

タイトルとURLをコピーしました