【自宅で手軽に!女性でも簡単!】お尻を鍛える自重トレーニング10選!

下半身

最近、お尻がたるんできた・・・

ヒップ アップして、脚を長く見せたい!」

たるんだお尻を引き締めたい!
自宅でも簡単に出来るトレーニング方法を知りたい!

 お尻の筋肉に関するこのような悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
 たるんだお尻を鍛えたいものの、スクワット以外のトレーニング方法がわからない方が多いのではないでしょうか。また、自宅でも簡単に行えるトレーニング方法がわからないという方が多いと思います

この記事では、自宅でも簡単に出来かつ、寝ころびながら出来るお尻の自重トレーニング方法に加え、トレーニングの効果部位などをご紹介いたします!

今回ご紹介するトレーニング方法を実践して、ヒップアップ & お尻を引き締め、美尻を目指しましょう!

✓この記事の内容
  • お尻の筋肉の部位にはどんなものがあるの?
  • お尻の筋肉を鍛えるメリット
  • 【初心者向け】自宅でかつ寝ころびながら出来る!お尻の自重トレーニング法(6選)
  • 【初心者~中級者向け】自宅でも簡単!お尻の自重トレーニング法(4選)
  • トレーニングの効果を最大化する方法
記事の信頼性

下記の著者の経験を基に答えます!

  • 大学の体育会アメフト部時代にお尻の筋肉を含む全身の筋力トレーニングの方法を学ぶ
  • 大学時代:全身くまなくトレーニングをし、ビッグ3の最大挙上重量を大幅に向上した経験
    (BP 160kg, FBSQ 240kg, DL 300kg)
  • 大学院時代:研究室の同期・先輩へ下半身(お尻も含む)のトレーニングを指導した経験
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お尻の筋肉の部位にはどんなものがあるの?

 お尻の筋肉は、下記図のように、大きく3つの部位にわかれています。
 具体的には、お尻の表面にある一番大きな「大殿筋」大殿筋の上部にある「中殿筋」中殿筋の奥にあり、インナーマッスルの「小殿筋」に分類できます

それぞれの部位で関連する動作が異なるため、トレーニング方法が異なります
 皆様が鍛えたい部位のトレーニング方法を実践してみてください!

各部位の動作・トレーニング例
  • 大殿筋
    • 概要:お尻の筋肉の中で一番大きく、ウェストライン・ヒップラインを形成
    • 関連動作:股関節の伸展(歩く動作)動作などに作用
    • トレーニング例:スクワット、ヒップリフト
  • 中殿筋
    • 概要:大殿筋の上部にある筋肉お尻の横の膨らみを形成
    • 関連動作:股関節を外転させる(外側に開く)動作などに作用
    • トレーニング例:ヒップアブダクション、サイドブリッジ
  • 小殿筋
    • 概要:中殿筋の奥にあり、中殿筋の補助をするインナーマッスル
    • 関連動作:股関節を外転させる(外側に開く)動作などに作用
    • トレーニング例:ヒップアブダクション、サイドブリッジ

お尻を鍛えるメリット

ヒップラインの見栄えが良くなる!

  お尻の筋肉を鍛えると、お尻が引き締まり、ヒップラインの見栄えが良くなります!

脚が長く見える!

 お尻の筋肉を鍛えることで、お尻が上がり(ヒップアップ)し、姿勢が良くなり、脚が長く見える効果も期待できます!

運動のパフォーマンスを向上できる!

 お尻の筋肉を鍛える事で、スポーツを始め、日常生活の運動のパフォーマンスも向上する事が出来ます!
 というのも、お尻の筋肉は、ダッシュ、ジャンプ等の運動を支えるものなので、鍛えると、スポーツのパフォーマンス向上にも繋がります。
 また、ウォーキング、ランニング等の有酸素運動にも使用される筋肉でもあるため、鍛えることで、有酸素運動のパフォーマンスも向上(消費カロリー向上や、長時間の運動が可能になるなど)する事が可能です!

基礎代謝を向上する事が出来る!

 お尻の筋肉の「大殿筋」は非常に大きい筋肉で、全身の中で2番目に大きい筋肉(大腿四頭筋(もも前)についで2位)のため、鍛えることで基礎代謝を大きく向上する事が可能になります
 基礎代謝の向上は、太りにくく痩せやすい体質になることに繋がるので、それの目的でお尻を鍛えるのも良いでしょう!過去の記事で基礎代謝についてまとめているので、興味がある方はこちらも参考にしてみてください!

【初心者向け】自宅でかつ寝ころびながら出来る!お尻の自重トレーニング法(6選)

 自宅でかつ、寝ころびながら出来るお尻の自重トレーニング法をご紹介します!
 初心者の方は、簡単な動作であるこちらの自重トレーニングから始める事をオススメします

基礎:自重トレーニング(6選)
  1. ヒップリフト:大殿筋、広背筋、ハムストリング など
  2. ヒップアブダクション:大殿筋、中殿筋、小殿筋
  3. ヒップスラスト:大殿筋
  4. バックキック:大殿筋
  5. フロントブリッジ(プランク):大殿筋、広背筋、腹横筋 など
  6. サイドブリッジ:中殿筋、小殿筋、腹斜筋 など

ヒップリフト

この画像ではつま先がついてますが、つま先を浮かしましょう!

1つ目は、ヒップリフトです。
仰向けの体勢から、膝を立て、お尻を持ち上げる動作大殿筋、広背筋、ハムストリング(もも裏)等を鍛えるトレーニングとなります
鍛えられる主な筋肉:大殿筋、広背筋、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 床に仰向けになり、膝を立てて、両腕を体の横に置く
    (足幅は腰幅くらいに開く)
  2. 足のかかとで床を押し、腰を挙げていく
    (足はつま先を浮かしかかとのみで挙げるイメージ)
  3. 肩・お尻・膝が一直線になったら、ゆっくりと元に戻していく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回を3セット行う
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

ヒップアブダクション(左右)

2つ目は、ヒップアブダクションです。
 床に横向きになりながら、足を挙げる動作で大殿筋・中殿筋・小殿筋全ての筋肉を鍛えるトレーニングになります

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、中殿筋、小殿筋

正しいフォーム
  1. 床に横向きで寝っ転がる
    (前腕(肘~手)は床につき、上体は起こす)
  2. 上側の足を膝を伸ばしたままお尻の上部を引き締めるイメージで真上に挙げる
    (つま先は下に向け、かかとを天井の方に向け足を挙げる)
  3. 足が限界まで挙がったら、ゆっくりと下ろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回を3セット行う
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ヒップスラスト

3つ目は、ヒップスラストです。
 ベッド・椅子・ソファなどに仰向けで肩のみをのせた状態から、お尻を上下に動かす動作で大殿筋を中心に鍛えるトレーニングです
 スクワット系よりも、大腿四頭筋(もも前)の導入が少なく大殿筋を効率よく鍛えることが出来るトレーニングです
鍛えられる主な筋肉:大殿筋

正しいフォーム
  1. ベッド・椅子・ソファなどに仰向けで肩のみをのせ、足裏を床につける
  2. 足は肩幅と同じくらいにひらき、膝は軽く曲げる
  3. 肩・腰・膝が一直線になるまで、お尻を持ちあげる
    (お尻を挙げる際には、腹筋の力を抜かないように意識しましょう!)
  4. ゆっくりとお尻を下ろしていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回を3セット行う
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

バックキック(左右)

4つ目は、バックキックです。
四つん這いの状態から、片足を後ろに蹴り上げる動作で大殿筋を鍛えるトレーニングです

鍛えられる主な筋肉:大殿筋

正しいフォーム
  1. 床に四つん這いになる
    (手は肩幅、足は腰幅くらいにひらく)
  2. 膝は軽く曲げたまま、片足を後方の真上に挙げていく
    (足首を伸ばしきらず、かかとを上に挙げるように意識しましょう!)
  3. 挙げた足をゆっくりと下ろしていく
    (下ろす際に、膝が地面にはつかないように意識しましょう!)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回を3セット行う
  • セット間のインターバル:1分(筋肥大目的)

フロントブリッジ(プランク)

5つ目は、フロントブリッジ(プランク)です。
プランク(英語 Plank:板材)という名の通り、板のようにまっすぐな姿勢をキープするトレーニングです。
プランクは大殿筋、広背筋、腹筋のインナーマッスル等も鍛える事が出来るメニューです

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、広背筋、腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム
  1. 床にうつ伏せになる
  2. うつ伏せの姿勢から、腕を肩幅に開き、前腕(肘~手のひら)とつま先で体を浮かせてささえる
    (足幅はゼロで、両足はつける)
  3. 肘を肩の真下に置き、両手は軽く握る
  4. 下腹部はドローインでへこましながら、頭・背中・お尻・かかとを一直線になるようにキープする
    (この際には、猫背にならない、お尻を上げないことを意識しましょう)
回数・セット・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • セット間のインターバル:30秒

サイドブリッジ(左右)

最後のメニューは、サイドブリッジ(左右)です。
サイドブリッジは横向きで、膝と足でまっすぐな姿勢をキープし、中殿筋、腹斜筋などを鍛えるトレーニングです
サイドブリッジは腹斜筋を鍛えられるので、ウエストラインの引き締めやくびれをつくる効果も期待できます!

鍛えられる主な筋肉:中殿筋、小殿筋、腹横筋、内腹斜筋

正しいフォーム(左の例で説明)
  1. 体を左に向いて横たわる
  2. 左前腕(肘~手のひら)を床に置き左足の外側を支点にして体を持ち上げる
    (このときには、左肘と左肩が床に対して垂直になるように意識しましょう!)
  3. うつ伏せの姿勢から、腕を肩幅に開き、前腕(肘~手のひら)とつま先で体を浮かせてささえる
    (足幅はゼロで、両足はつける)
  4. 右手は腰に置き下腹部をドローインでへこましながら、頭・腰・足を一直線になるようにキープする
    (この際には、頭を下にさげない、猫背にならない、お尻をひけない、ふくらはぎが床につかないように意識しましょう!)
回数・セット・インターバル
  • セット数:3セット
  • セットの秒数:30-60秒
    (難しい方は15-30秒から始めましょう!)
  • セット間のインターバル:30秒

【初心者~中級者向け】自宅でも簡単!お尻の自重トレーニング法(4選)

 こちらでは、自宅でも簡単に出来る自重のトレーニング方法(先ほどよりもややフォームが複雑なもの)をまとめています!

先程紹介した方法で物足りなくなった方は、ダンベルを使用したトレーニングを行う事をオススメします!

やや応用:自重トレーニング(4選)
  1. スクワット:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)
  2. ワイドスクワット:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、(ハムストリング(もも裏))
  3. ブルガリアンスクワット:大殿筋、ハムストリング(もも裏)
  4. フロントランジ:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)

スクワット

1つ目は、スクワットです。
ビッグ3と呼ばれるスクワットを自重で行うトレーニングです
大殿筋以外にも、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)等の下半身をくまなく鍛えられるトレーニングです
スクワットは消費カロリーが非常に大きいため、実施する事で筋力強化と脂肪燃焼の両方の効果を期待できます!

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 足を肩幅くらいに開き、つま先はやや外側に向けて立つ
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、後ろにしゃがむイメージで腰を下ろしていく
    (腰を下ろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、膝とつま先は同じ向きにすること、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  3. もも前のラインが地面と平行になるまで、腰を下ろす
    (きつい場合は、もも裏のラインが地面と平行くらいの深さでも良いです!)
  4. 腰を下ろしきったら、お尻を締めるようにして、素早く立ち上がる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回3セット行う
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ワイドスクワット

2つ目は、ワイドスクワットです。
スクワットよりも、足幅を広めにして行い、大殿筋と大腿四頭筋を中心に鍛えるトレーニングとなります
スクワットよりも、ハムストリングの導入が少ないため、大殿筋、大腿四頭筋を効率的に鍛えられます!

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋、(ハムストリング)

正しいフォーム
  1. 足を肩幅よりも少し広めに開き、つま先は45度外側に向けて立つ
    (足幅は、肩幅の1.1-1.2倍くらいの広さ)
  2. 背筋をまっすぐにしたまま、後ろにしゃがむイメージで腰を下ろしていく
    (腰を下ろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、膝とつま先は同じ向きにすること、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  3. もも前のラインが地面と平行になるまで、腰を下ろす
    (きつい場合は、もも裏のラインが地面と平行くらいの深さでも良いです!)
  4. 腰を下ろしきったら、お尻を締めるようにして、素早く立ち上がる
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回3セット行う
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

ブルガリアンスクワット(左右)

3つ目は、ブルガリアンスクワットです。
ベンチ台・椅子などに片足を乗せた状態でしゃがむこと大殿筋とハムストリング(もも裏)を中心に鍛えるトレーニングです。

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 膝くらいの高さの台・椅子などを用意して、台を背に2歩前の位置に立つ
    (台との距離が近いと大腿四頭筋(もも前)中心のトレーニングになるため、2歩くらい距離を取りましょう!)
  2. 台に片足のつま先をのせ、もう片方の足を膝を少し曲げる
    (頭を下げず、前を向くように意識しましょう!)
  3. 腰を真下にゆっくりおろしていく
    (腰をおろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  4. もも裏のラインが地面と平行になるまで、腰をおろしたら、すばやく腰をあげていく
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回左右3セットずつ行う
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

フロントランジ(左右)

最後は、フロントランジです。
片足を前に出し、腰をおろす動作で、大殿筋や大腿四頭筋(もも前)などを中心に鍛えるトレーニングとなります。

鍛えられる主な筋肉:大殿筋、大腿四頭筋(もも前)、ハムストリング(もも裏)

正しいフォーム
  1. 両足を軽く開いて背筋を伸ばしてたつ
  2. 両手を腰に置き片足をまっすぐ前方に1.5-1.8歩分踏み出す
    (足を出す幅が狭いと、大腿四頭筋(もも前)を中心に鍛える事になるので、1.5-1.8歩分くらい踏み出しましょう!)
  3. 後ろ足はかかとを浮かし、つま先で支える
  4. 後ろ足の膝が床にギリギリつかないところまで腰をゆっくりとおろす
    (腰をおろす際には、膝がつま先よりも前に出ないこと、お腹の力を抜かないことを意識しましょう!)
  5. 腰をあげつつ、前に出した足をもとにすばやく戻す
    (足を戻す際は、地面を蹴りだすイメージで行いましょう!)
回数・セット・インターバル
  • 回数・セット数:10-15回左右3セットずつ行う
  • セット間のインターバル:1分~2分(筋肥大目的)

トレーニングの効果を最大化する方法

 最後にトレーニングの効果を最大化する方法についてご紹介します!
 これらの事を実践する/しないでは、トレーニングの効果が大きく異なるので、必ず実践してみてください

効果を最大化する方法

・フォームにこだわる
・セットの重量と回数にこだわる
・インターバルの時間を徹底する
・睡眠時間を意識する
・超回復期間を意識したトレーニング頻度を設定する
・トレーニング前後の栄養補給にこだわる

フォームにこだわる

 対象の筋肉を正しく、効率的に鍛える、怪我を防止するためには正しいフォームで行う事が本当に重要です!
 
 今回も正しいフォームを可能な限りわかりやすく紹介しましたが、とはいえ、文面でわかる事には限界があります。
 なので、実際にトレーニングを行う際には、Youtube等の動画で確認する & ジムのトレーナーに見てもらう & パーソナルトレーナーに見てもらうなども実施してみてください!

セットの重量と回数にこだわる

 筋力強化・筋肥大・筋持久力向上等の目的に応じて、セットの重量と回数を適切に設定することが重要です

今回は、初心者向けという事で、筋肥大を目的とした重量と回数(8-12回)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

インターバルの時間を徹底する

 インターバルの時間も、筋力強化・筋肥大・筋持久力向上の目的に応じて変えてくことが重要です

今回は、筋肥大を目的としたインターバル(1-2分)を記載させていただきましたが、こちらを確実に守っていくことで、トレーニングの効率を大きく向上できます

睡眠時間を意識する

 筋力トレーニング後には、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとるようにしましょう!

というのも、筋力強化の仕組みは平たくいうと、筋力トレーニングで筋組織を破壊し、自然治癒力により破壊された筋組織を再生し、より強い筋組織が構築される流れとなります

その筋組織の再生時に、成長ホルモンが必要になるため、成長ホルモンが多く分泌される時間帯(22時~翌2時)に睡眠をとる事が非常に重要になります。

超回復期間を意識したトレーニング頻度で行う

 筋組織の破壊後の再生には一定時間の期間(超回復期間)を要します。その超回復期間中での同じ部位へのトレーニングは筋組織再生中に破壊行為を行う事になるため、効果が低くなります
 
 超回復期間は部位別に異なりますが、今回紹介したお尻の筋肉の「大殿筋」等は48時間(2日間)となるため、最低2日間のインターバルは取りましょう!

トレーニング前後の栄養補給にこだわる

トレーニング開始30分前にBCAAを摂取

 トレーニング開始30分前にBCAAを摂取し、トレーニング中のエネルギー源、筋肉組織の分解を抑制し、トレーニング効果を最大化しましょう!

BCAAは「分岐鎖アミノ酸(Branch Chain Amino Acids)」の略で、必須アミノ酸9種類の内、バリン・イソロイシン・ロイシンの3種類を指します。この3種類は筋肉中のアミノ酸の約35%を占め、運動時のエネルギー源やタンパク質の分解の抑制、疲労回復の効果が期待できます

BCAA摂取後血中アミノ酸濃度がピークになるのが30分程度の時間を要するため、効果を最大限享受するためにはトレーニング開始30分前の摂取が良いとされています

ゴールデンタイム中(運動後45分間以内)にプロテインを摂取

 運動後45分以内にタンパク質含有率2-30%程度のホエイプロテインを摂取しましょう!

というのも、運動後、激しく活動した筋肉が栄養補給と回復を行うため、体へ栄養補給できる絶好のチャンスとなります

特に運動後45分間以内は、ゴールデンタイムと呼ばれ、筋肉へ送られるアミノ酸が3倍にまでアップするので、このタイミングにプロテインを取る事が非常に重要です!トレーニングで失った糖質・筋組織の再生に必要なたんぱく質をとりましょう。吸収スピードの速い「ホエイプロテイン」と「糖質」を同時に摂取する事がおすすめです

具体的には、タンパク質含有率2-30%(目安:糖質3:タンパク質1)のホエイプロテインを選ぶのが良いでしょう!

就寝前の30分~1時間前にプロテインを摂取

 就寝前30分~1時間前に、タンパク質含有率6-90%程度のプロテインを摂取しましょう!

就寝前にプロテインを摂取することで、成長ホルモンの働きを促進し、筋組織の再生の効果を高めてくれます

就寝前に摂取するプロテインは、理想を言うと、吸収スピードが比較的遅い「カゼイン」や「大豆プロテイン」がおすすめですが、ホエイプロテインでも問題ないでしょう。

その際は、タンパク質含有率が6-90%と高いものを選ぶようにしましょう!(夜に糖質含有量が多いものを取ってしまうと、肥満につながるので、ここ拘りましょう!)

まとめ

 今回は、自宅でも簡単に出来る、お尻の自重トレーニングをご紹介しました!
 
 今回の紹介したトレーニングを実践して、引き締まったお尻を手に入れましょう!!

 最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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